- 動画編集を副業や仕事で始めてみたい
- でも、そんな簡単にできるんだろうか・・・
と、動画編集に興味を持たれているあなたに、動画編集をゼロから独学するための５つのステップをご紹介します。
今回は編集さえできればいいってわけではなく、将来的に仕事を受けることを目指したステップとなります。
ご参考になれば幸いです。
１．どんな動画を作りたいかリサーチしてみよう
動画編集ができるようになって、どんな動画を作ってみたいですか？
そもそも“編集できる”とはどういったことができるようになっていることでしょうか？
- YouTube用動画
- 友人の結婚式用ムービー
- アニメ系動画
- 解説系動画、、、
動画編集といっても幅広いジャンルがあります。編集スキル自体は共通していても、場合によっては使用する編集ソフトが違うこともあります。そのため、まずはどんな動画を作ってみたいかイメージすることから始めましょう。
クラウドソーシングサイトで動画編集の案件を探す
Lancersの案件
そこでクラウドソーシングサイトを利用して、動画編集の案件を探してみます。
クラウドソーシングサイトでは、手っ取り早く需要のある仕事がわかり、どんな編集スキルがあればお金を稼ぐことができるのかリサーチできます。
興味のある案件の内容を見ると、編集ソフトが指定されていたり、PCのスペックやOSを問われていたりします。こういった条件も確認しておくと、後述の環境整備がスムーズに行きます。
仕事内容や条件、またはサンプル動画を参考に、自分がどんな動画を編集していくのかイメージを固めていきましょう。
２．動画編集ソフトの選定
クラウドソーシングサイトで確認した通り、編集ソフトが指定されている場合が多いです。今後動画編集を仕事にしていくなら、編集ソフトは以下の２択です。
- Adobe – Premiere Pro
- Apple – Final Cut Pro
特にこだわりがないのであれば、Premiere Proをおすすめします。
最近、案件が多くなってきているものとして、ゆっくり動画を作ってみたいならこちらになります。
- ゆっくりムービーメーカー（YMM3・YMM4）
ただし、Windowsのみでの利用となりますので、ご注意ください。
またアニメーションに特化した動画を作るなら、
- VYOND
クラウドサービスのためインターネット接続が必要です。またライセンス料が高額です。
まずは手始めに無料のソフトやお試し版から試してみるのも良いかと思います。
今後動画編集を仕事にしてお金を稼ぎたい！という方なら、断然有料ソフトを購入した方が効率的です。各々の状況を鑑みて編集ソフトを準備してください。
３．編集環境の整備
編集ソフトが決まれば、あとはPCがあれば編集スタートです。
PCといっても何でも良いという訳ではありません。画質の良い動画を扱ったり、尺の長さによっては、それなりのPCのスペックが求められます。
また編集ソフトによってはスペックに加えOSも限定されますので、２で選定した編集ソフトの必要スペックを必ず確認しましょう。
例えば、Premiere Pro を扱うために必要なPCスペックは以下の通り。
（Macの場合）
プロセッサ：Intel第6世代以降、M1以降
OS：macOS 11.0以降
GPU：Appleシリコン 16GBの統合メモリ
各ソフトの必要システム構成を確認し、PCを選定してください。
PCの周辺機器として、モニター、マウス、キーボード、Wi-Fi環境などがあります。
特にモニターは作業効率性が上がるので購入をおすすめします。
基本的には、お好きなPC、その他周辺機器をご準備いただければOKですが、編集ソフトに絡む条件だけは確認しておいてください。
編集ソフトをPCにインストールできれば、動画編集の下準備完了です！
４．編集の基礎を習得
編集ソフトはなんとなく直感的に操作できますが、日常的に使わない初めて出会う用語もたくさん出てきます。そのため、まず初めに一通りの基礎スキルを学んだ方が、結果として早く動画編集できるようになります。
ここではその基礎スキルを学ぶにあたり3つの方法をご紹介します。
①オンラインスクール
細かく様々なシーンにあわせて、自分のペースで学べるのがオンラインスクールのメリットです。
有料にはなるため、どのスクールに入るかは吟味する必要がありますが、キャンペーン等を利用してお得に入会してみるのも一つの手です。
例えば、ヒューマンアカデミー通信講座「たのまな」のAdobeマスター講座。
Premiere ProだけでなくAdobe Creative Cloudのアプリケーションを一年間使用でき、各アプリケーションの基礎動画教材がセットになったものです。
Premiere Pro以外のソフトにも興味があるなら大変お得な講座になります。
サムネ作成で使用するPhotoshopや細かいアニメーションを作成するAfter Effectsなども同時に学べます。
講座で使用する素材も提供いただけるので、実際にソフトを触りながら勉強することができます。
②YouTube
基礎スキルの説明動画を無料で学べます。
こうやったら効率的に編集できる、このアニメーションがかっこいいといった実用的な情報も収集可能です。オンラインスクールと違って、今まさに動画編集を行なっている人から直接教えてもらえるような感覚なので、実践スキルを身につけることができます。
ただし個人差があるので、何人かの動画を観て、総合的に学ぶとスキルに偏りなく基礎スキルを習得できるでしょう。
③ブログ
特定の機能について調べたい場合は、ネットで検索しブログ等の情報から学ぶと効果的です。
細かい設定やその理由だとかが詳細に説明されているものもあるので、動画編集スキルを一通り学んだ後に、個別の気になる編集スキルや設定などを調べると良いです。
５．実用スキルの習得
ステップ４で、テロップ入れやジャンプカットなどの簡単な案件を受注できる基礎スキルを身につけられているはずです。
ここからは応用編として、実際に仕事を受注し、仕事をしながら更なる実用的なスキルを習得していきます。
ステップ１でどんな動画を作成したいかイメージを固めました。そのイメージの仕事をクラウドソーシングサイトで探して応募します。
初心者向けの仕事には、マニュアル完備・指示書ありなどから受注できると◎
また編集用のプロジェクトファイルを提供いただけることもあるので、そういったデータやマニュアルから、仕事をする上で本当に必要なスキルを学んでいくことができます。
最初は単価が低いですが、実績を積むことを優先してどんどん応募しましょう。
まとめ
以上が、動画編集をゼロから独学するための５つのステップです。いかがだったでしょうか。
動画編集は自分の手でソフトを触って感覚的に体得していくものだと思います。
慣れるまでは大変ですが、どんな動画を作りたいかイメージできていると、その大変さも面白くなってきます。とことん触れ合いましょう！