動画編集を始めた頃は、「さあ、動画編集の副業でどんどん稼ぐぞ!」やる気満々。
しかし、少し時間が経つと「もう動画編集の副業は諦めました。」という方が必ず出てきます。いったい、こういう方に何が起こっているのでしょうか?
『動画編集の副業で稼げない人が陥りやすい罠』について見ていきましょう。
罠1)スキル習得に時間がかかりすぎる
動画編集の副業を始めるために必要となってくるのが、動画編集スキルの習得です。しかし、この動画編集の学習をしている段階で挫折してしまう人がいるのも事実です。その原因はなんでしょうか?
スキル習得に時間がかかりすぎる原因
実際の動画編集の副業で必要とされている動画編集スキルは、あまり高くありません。基礎的な技術だけでしたら、短期間でも習得可能です。
ただし、動画編集の技術を全て習得しようとすると、技術の幅がとてつもなく広く、いつまで経っても終わりがありません。
独学で動画編集を勉強している場合は、どこまでが動画編集の副業に必要なスキルなのか判別がつかず、動画編集の学習だけに時間が取られてしまい、結局副業まで辿り着けないケースがあります。
早く副業のための動画編集スキルを身につける方法は?
動画編集の学習を始める前に、副業をするのに必要な技術を選び出し、順序よく学習することが必要です。では、副業のための動画編集スキルを身につける方法を見ていきましょう。
- A. クラウドソーシングサイトの案件内容を確認
- B. 動画編集をしている友人・知人にきく
- C. スクールに通う
A)クラウドソーシングサイトを利用する
学習を始める前に、クラウドソーシングサイトで募集がかけられている案件の内容を確認してみましょう。実際にお仕事で必要とされているスキルが分かり、学習計画が立てやすくなります。
B)動画編集をしている友人・知人にきく
もし身近に動画編集の仕事をしている友人・知人がいれば、学習方法のアドバイスをもらいましょう。普段のお仕事で使っている技術や学習方法、案件の取り方等、リアルな動画編集者の話は参考になること間違いなしです。
C)動画編集のスクールに通う
最速で副業に必要な動画編集スキルを習得したい場合には、動画編集のスクールに入ることをオススメします。スクールでは専門スキルを持った講師から学べ、効率よく動画編集スキルを獲得するためのカリキュラムが作られています。もちろん独学より費用はかかります。しかし、スキル習得が早い分、副業を始める時期も早まるので費用対効果は望めるでしょう。
罠2)動画編集案件が全然取れない
動画編集スキルを習得できたら、次の段階は『案件を獲得する』です。しかし、この案件獲得がなかなか出来ず悩んでいる方が多いのも事実です。動画編集案件を獲得出来ない理由はなんなのでしょうか。
原因①:動画編集者が増えた
今はTikTokやInstagram等のSNSで、ショート動画は必須になっています。こういったショート動画の発信を自分自身で行う方も多く、誰でも気軽に使えるような動画編集のスマホアプリも増えました。それによって、簡単な動画編集をできる方が一気に増え、動画編集案件の獲得倍率は上がってきています。
(対策)
スマホアプリで行うような動画編集だと、誰でも簡単に出来るのでライバルが多すぎます。しっかりと動画編集技術を身につけ、他の応募者との差をつけましょう。
原因②:ポートフォリオがない
何も実績がない段階でポートフォリオがないのは致命的です。依頼者からすると、どんな仕事をどれくらいのクオリティで仕上げてくれるのか、想像することができません。
(対策)
ある程度、動画編集の学習が進んだらポートフォリオを作成しましょう。新しいスキルを学んだり、新しい作品ができたら忘れずにアップデートしていきましょう。
原因③:自分から営業していない
動画編集の学習が終わったら、それで満足してませんか?学習が終わったら、そこからが副業のスタートです。自分から営業しないと、急に仕事が降ってくることはありません。
(対策)
最初はすぐ依頼を受けることはないかもしれませんが、地道に案件に応募してみましょう。応募してもあまり反応がない場合は、応募文やポートフォリオを見直してみましょう。依頼者に合わせて応募文をアップデートしていくと、依頼者側の反応も変わってきます。
罠3)単価が安く消耗してしまう
せっかく案件が獲得できるようになっても「案件の単価が安すぎて全然稼げない。」と言うケースも多々あります。
「報酬が数百円の案件に、編集が何時間もかかってしまう。」なんてことも。
こうなってしまう原因はなんでしょうか?
原因①:動画編集の実績がない
実績がないうちに高単価の案件依頼が来ることはまずありません。ただ、最初は誰もが通る道なので、心配する必要はありません。
(対策)
副業をはじめたての頃は、単価が低くても『実績を作るために』と割り切って仕事を請け負っても良いでしょう。ただ、何ヶ月経っても単価が低い場合は、次の原因も見直してみましょう。
原因②:動画編集者のスキルが低い
SNS投稿のためのショート動画等、スマホアプリで完結出来るような案件は「案件報酬:1本数百円から」などと案件単価が低い傾向にあります。また、「カット割だけ」、「テロップ入れだけ」といった単純作業の案件も単価が低くなります。
(対策)
上記のような場合、もっと動画編集のスキルを身につけて、動画編集全般を請け負えるようになると、自然と案件単価も上がるでしょう。
原因③:価格交渉をしていない
「最初に低い単価で案件を受注してから、ずっと報酬が変わらない。」
そういった方は依頼先と価格交渉してみる、というのも一つの手です。
(対策)
単純に報酬アップをお願いするのではなく、今までの作業にプラスして他の作業も請け負えると、お客様にも喜ばれ、WIN -WINの関係に慣れます。
例)「サムネイルも作成します。」「YouTubeへのアップロードまで請け負います。」等
まとめ
動画編集の副業で稼げない人が陥りやすい罠1〜3をご紹介しましたが、自分に当てはまっているものはありますか?
どれも原因と対策が分かっていたら避けられるものばかりです。しっかりと対策をして動画編集の副業を楽しみましょう。