プログラミングスクールへの入学を検討している牛山くんですが、どこのスクールに入るかなかなか決まらないようです。
やはりプログラミングスクールに通うのなら、大手のほうがいいんですかねぇ。たとえば、テックアカデミーとか
テックアカデミーねぇ……名前はよく聞くけど、実際はどうなんだろうね
そんな話をしているとキャニット先生がやってきました。どうやら、男性と一緒のようです。
紹介しましょう。こちらkaiさんです。kaiさんはまだ大学生ですが、すでにテックアカデミーの『PHP,Laravelコース』を卒業済みです。皆さんの先輩なので、いろいろ話を聞かせてもらうと良いですよ
テックアカデミー! 実はちょうど猫田さんとテックアカデミーの話をしていたんですよ。しかも『PHP,Laravelコース』って結構難しいコースですよね。お話しを聞かせて欲しいです
私の経験談がお二人の役に立つなら、喜んでお話ししますよ。 では、最初に少しだけ自己紹介をしますね
というわけで今回はkaiさんにテックアカデミーのPHP,Laravelコースに通った感想を聞いてみましょう。
テックアカデミーとは
学習は、教材を読み、課題を解くという流れを繰り返しながら進めていきます。課題に合格できなければ、次の教材に進むことができないので、取りこぼしなく学習できます。
しかし、カリキュラムが難しすぎる、オンライン学習のため挫折しやすいなどのデメリットも聞かれます
なるほど。やはり、しっかりとデメリットも把握した上でスクールを選びたいものですよね
たしかにそうですね。では、私の体験からテックアカデミーのメリットとデメリットを紹介していきます
テックアカデミーのメリット
テックアカデミーのメリット①:確実に成長できるカリキュラム
テックアカデミーのカリキュラムは、教科書のような文章と図で出来ています。内容は非常に難しく、一つの課題に数日費やしてしまうことも良くあります。しかし、その難易度がゆえにカリキュラムをやり抜けば、すぐにエンジニアとして仕事ができる程まで成長できます。
とにかく難しいのかー
難しいと聞くと、敬遠しちゃう人と「だからこそ意味がある」と思う人に分かれますよね
テックアカデミーのメリット②:メンター制度
テックアカデミーでは、受講開始直後から専属のプロエンジニアがメンターとしてついてくれます。プロエンジニアとの週に2回の面談では、カリキュラムへの質問はもちろんのことフリーランスエンジニアとしての仕事の取り方やコードの疑問点の調べ方など、プロエンジニアならではのお話も聞けます。
実際に、私はメンターの方からのアドバイスに基づき仕事を探したところ、良い案件に出会え、受講後すぐにフリーランスエンジニアとして活動を始めることができました
テックアカデミーのメリット③:チャットサポート
チャットサポートは、slackで毎日15~23時の間対応してくれます。
時間内であれば、必ず15分以内に回答が来ます。これがとても良かったですね。疑問点をすぐに解消できました。ストレスなく学習を続けられ、カリキュラムの理解が深まったのもチャットサポートのおかげだったと思います
必ず15分以内に回答が来るのは良いですね
プログラミング学習の最も大変な部分は、自分で問題解決のために調べなければならないことです。私も、以前に独学でプログラミングを学んでいたのですが……つまずいた時に解決できずそこで諦めてしまいました。
テックアカデミーのメリット④:受講後もカリキュラムを見直せる
テックアカデミーでは、受講後もカリキュラムを見続けることができます。卒業をしてエンジニアになっても、カリキュラムを参考にしながら仕事を進められるのはとても便利です。
プログラミングスクールによっては、卒業後はカリキュラムが見れないところもあります。スクール選びをするときには、その点にも注目すると良いですよ
テックアカデミーのデメリット
テックアカデミーにはもちろんデメリットもあります
テックアカデミーのデメリット①:まとまった時間が必要
テックアカデミーのカリキュラムは難易度が高く、何度も読みこんでいく必要があります。時間がなくて一度でも学習を中断してしまうと忘れてしまい、また1から学習する必要が出てきてしまいます。
正直、毎日2~3時間ほどのまとまった時間を取れないと、カリキュラムをやり抜くのは難しいです
テックアカデミーのデメリット②:スケジュールがタイト
テックアカデミーのカリキュラムには、目安となるスケジュールが用意されています。しかし、そのスケジュールは非常にタイトです。スケジュール通りに進めていくには、計画に合わせて毎日学習を続けていく根気と努力が必要だと感じました。
テックアカデミーのデメリット③:モチベーションを保つのが難しい
テックアカデミーはオンラインのプログラミングスクールのため、校舎に通うことがありません。近くにメンターがいないのでサボるのは簡単です。ただし、サボり続けてしまうと学習した内容を忘れます。再び学習を始めても、わからないことだらけでしょう。すると、またサボってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
人は簡単にサボってしまうからなぁ
テックアカデミーに向いていない人の特徴
どのプログラミングスクールにも言えることですが、やはり向いている人と向いてない人がいると思います。私の経験から「テックアカデミーには向いていない」と思う人の特徴を紹介するので、参考にしてください
テックアカデミーには向いていない人①:自己管理ができない
メンターサポートなど、生徒が挫折しないようなサポート体制は用意されていますが、プログラミングを学習するのはあくまで自分です。自分で自分を律して毎日コードを書き続けられれる人しか、オンライン型のテックアカデミーを100%活用することはできないと思いました。
テックアカデミーには向いていない人②:受動的な人
チャットサポートも面談サポートも、自分から質問しなければ回答してくれません。わからないところをすぐに質問したり、自分で調べたりしながら勉強を進める必要があります。そのため、少し厳しいですが助けてくれるのを待っている人はカリキュラムをやり切ることが難しいと思いました。
受講前の準備
テックアカデミーのカリキュラムは、プログラミング初心者がいきなり挑戦するには難易度が高すぎる部分もあります。そのため、受講前にProgateやドットインストールで、受講コースの予習をしておくと良いと思います。
私は、Progateとドットインストールで予習をしておいたため、比較的スムーズにカリキュラムを進めることができ、4週間コースでもカリキュラムを終えることができました。
テックアカデミーを受講した感想
私の体験談から伝えられるテックアカデミーの情報は、こんなところでしょうか
kaiさん、ありがとうございました。では、最後に簡単にまとめていただけますか
テックアカデミーは、プロのエンジニアを目指すのならばとても良い学習環境です。メンターサポートやチャットサポートの充実が挫折する可能性をかなり下げてくれます。ただし、他の学習教材である程度の知識を持ってから入学したほうが良いでしょうね
とても参考になりました。kaiさん、ありがとうございました
ありがとうございましたー