動画編集の副業の始め方と事前に知っておきたい3つの事

動画編集

こんにちは、最近ではYouTubeなどの影響もあり若者のテレビ離れが進んでいるという話をよく耳にしますよね!

昔は個人が手軽に動画をアップロードする場所でしたが、今では大手企業や著名人の参入も増えて全体的に動画の質が高くなっており、以前とは全く違う様相を呈しています。

またそれに付随して、クオリティの高い動画を制作する為に動画編集を依頼する人が増えており、中でも動画編集は多くの需要があり大きなチャンスを秘めている仕事だと言えるでしょう。

そこで今回は実際に動画編集を副業として行った経験のある私が『動画編集副業の始め方と事前に知っておきたい3つの事』というテーマでお話していきます。

伸び続ける動画広告の市場規模

サイバーエージェントが調査した動画広告市場

動画広告市場は今後もインターネット広告市場全体の水準を上回る高い成長率で推移することが予想され、2022年には5,497億円、2025年には1兆465億円に達すると予想されます。

サイバーエージェント、2021年国内動画広告の市場調査を発表

2020年から2025年でなんと3倍以上に動画広告市場は伸びることが予想されています。動画広告の市場が伸びるということは、それだけそれらの動画制作の案件数も伸びることになります。また、動画広告だけではなく、コンテンツとしての動画の本数も増えていくのは必然と言えます。

1.動画編集で副業を始めるまでの流れ

では「そもそもどうやって動画編集でお金を稼ぐの?」というお話ですが、大きなステップに分けてしまえば非常に短いです。

  1. 動画編集スキルの習得
  2. 依頼を探すor自ら募集をして仕事を受注
  3. 報酬を受け取る

「えっ、これだけ⁉」と驚かれた方もいるかもしれませんが、本当にこれだけなんです(笑)

ただし、注意して頂きたいのが1つ1つの段階を進むには、ある程度の時間が必要であり、明日明後日すぐにお金を稼ぐなんて事は不可能です!

①の動画編集スキルの習得について

3つの中でも特に大変なのが①の動画編集スキルの習得。

これは短期間で身につくものでは無く、短くても1ヶ月程・パソコンや機械操作が苦手な方であれば数ヶ月は容易にかかります。また、動画編集を覚える為の近道なんてものは無いので、ひたすらに動画を編集して地道に操作に慣れていくしか道はありません。基本的なスキルを身に着けるのは難しくないが、操作になれないと時間がかかるということです。

ただ、最近人気のプログラミング学習やウェブデザインに比べると難易度は圧倒的に低いです。また、アフィリエイトやブログなども検討されている方もいるかもしれませんが、ブログを作っても検索エンジンに上位表示されてアクセスが集まるまでに1年近くの時間を要します。動画編集は1-3カ月ほど学べば、仕事も受注できるようになりますので、プログラミング学習やアフィリエイトなどと比べると短時間でお金を稼ぐことができます。

動画編集は楽しいので学びやすい

幸いにも私の場合は元々YouTubeが大好きで、自分で動画を編集してみたいという想いから趣味で動画ソフトを購入し様々な動画を思い思いに編集して遊んでいた経緯があるので、動画編集を仕事にしたいと思った時には既にスキルが身についている状態でした。

その為、まずは遊び感覚でソフトを購入してみたり、Windows 11ユーザーであれば「ClipChamp」という高機能の動画編集ソフトが最初からインストールされています。(Windows 10ユーザーも無料でインストールして使えます!)また、フリーの動画素材などを使って自分の手で編集をしてみるのがオススメです!

②の動画編集の仕事の受注について

次に仕事を受注するステップですが、動画編集のスキルを覚える事に比べればそこまで大変な作業ではありません。

現在ではオンライン上で業務の委託や受注を行う為のプラットフォームが充実しており、代表的なものを挙げれば「ランサーズ」「クラウドワークス」「ココナラ」などがあります。

初めて利用する人からしたら分からない事だらけで不安に感じるかもしれませんが、やる事は『仕事を受注して作業をする』といった単純明快なもので特別難しい事はないと思います。

また、動画編集を受け付けて誰かから依頼されるのを待つ方法もありますが、何の実績も無い人に依頼してくれる人は少ないのが現状です。つまり待っているだけで仕事が入ってくるわけではありません。まずはある程度の実績を積む必要があるので、ゼロの状態から始める人は仕事(登録されている案件)を検索して、自分にあった案件があれば提案して受注する方が現実的でしょう。

2.始める前に知っておきたい3つの事

次に動画編集を始める前に知っておきたい3つの事をお話していきます。

『私が実際に動画編集の仕事をして感じた事』や『仕事を始める前は知らなかった事』も書いているので、これから動画編集に携わりたいと考えている方にとって参考になるはずです!

①思っていた以上に人と関わる

実際に仕事をする前の私は動画編集の仕事に対して『一人で黙々と作業が出来て働く時間も自由』というイメージを持っていました。

しかし先程の『1.動画編集で副業を始めるまでの流れ』でも触れた通り、動画編集でお金を稼ぐ場合は基本的に人から依頼を受けなければいけません。

趣味で編集をするならまだしも、人から依頼を受けて動画制作する場合は『動画の内容・構成・具体的な編集方法』が事前に決められている事がほとんど。

また、編集時は相手と連絡を取り合いながら進めたり、編集が終わっても確認をしてもらう必要があり不適切な部分があればやり直し。

更に普通の仕事と同じく納期が存在するので、決められた時間の中で編集を終わらせる必要があります。

このように動画編集の仕事はイメージに反して、人とコミュニケーションを取る必要があり時間的な制限もある仕事です。

②動画編集のプロの参入

これは動画編集に限った話ではありませんが、例えば冒頭で記載した様に最近ではYouTubeに芸能人や著名人が自分のチャンネルを作って質の高い動画を次々に投稿しています。

そして近頃は過去にテレビ局や映像制作会社で勤務していた人が副業で動画編集を受け付けているなんてケースも珍しくありません。

自分の動画にテレビ番組レベルの編集をしてもらえる訳ですから人気が高まるのは必然、現に私が見た人は募集定員が満員になっていました。

そんなプロがいる世界で肩を並べて仕事をしなければいけないので、クオリティの高さや他の編集者には無いオリジナリティのある編集などが必要になってきます。

③万人向きではない

動画編集は『長時間パソコンの前に座って画面とひらすら睨めっこをする』仕事です。

つまり、

  • デスクワークが苦手な人
  • パソコン操作が苦手な人
  • 一人で黙々と作業をするのが嫌いな人

などは圧倒的に向いていない仕事だと断言出来ます。

動画編集に興味がある人の中には上記の様な人は少ないかもしれませんが、「稼げそうだから」といった理由だけで始めようと考えている人もいるのではないでしょうか?

始める前にまずは実際に仕事をしている自分を想像して、自分が適しているのかどうかをしっかりと考えてみる事をオススメします。

まとめ:動画編集の副業の始め方

今回は『動画編集副業の始め方と事前に知っておきたい3つの事』というテーマについてお話をしました。

動画編集の仕事は意外と大変だったり、向き不向きがあるとお伝えをしたので「私には無理かも…」と諦めそうになった人がいてもおかしくありませんね。

しかし、動画編集にはデメリットばかりではなくメリットもあり、

  • 仕事の案件数はしばらく増え続けるので、稼げるスキルである
  • プログラミングやウェブ制作などに比べると短時間で習得できる
  • 普通の仕事に比べて対人関係が少ない
  • 一人で黙々と作業が出来る
  • 在宅で働きたい

…と、人によってはとても魅力的な仕事だと言えます。

「実際にやってみたら楽しかった」

「想像とは違って動画を作ってみると充実感がある」

なんて事もあるので、気になった方は最初から無理だと決めつけずに一度挑戦した上で判断するべきでしょう。

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【この記事を書いた人】
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ウェブライター兼動画編集者としてフリーランスで活動。ライター歴は約1年程、動画編集歴は約3年程。

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