未経験から動画編集の副業の始め方

動画編集

「未経験だけど動画編集の副業を始めてみたい!」

「自分でもできるんだろうか?」

「そもそもどこから始めたらいいんだろう?」

とお困りのあなた、安心してください。

未経験でもちゃんとしたステップを踏めば、動画編集の副業を始められます。
ではどうやって動画編集で副業を始めるのか?そのステップを見ていきましょう。

ステップ1、動画編集ソフトを購入する

動画編集をする上で必要になってくるのが、動画編集ソフトです。
では、動画編集の仕事で主に使われているソフトについて見ていきましょう。

  1. Adobe Premier Pro, After Effects
  2. Final Cut Pro
  3. オンライン動画編集ツール
  4. その他(スマホアプリ等)

1)Adobe Premiere Pro, After Effects[アドビプレミアプロ、アフターエフェクツ]

Adobeから出ている動画編集ソフトで、多くのユーチューバーやプロが使用しています。Premiere ProとAfter Effectsではそれぞれ出来ることが違ってきます。

  • Premiere Pro:動画のカット、効果音やテロップ入れ等ができます。
  • After Effects:モーショングラフィックや映像の合成処理等をすることができます。

2)Final Cut Pro[ファイナルカットプロ]

こちらも、たくさんのユーチューバーが使っている動画編集ソフトです。

買い切りタイプで長く使う分にはコストが低くなります。ただし、Premiere Proから比べるとFinal cut Proを使う動画編集案件は少ないです。副業として動画編集をしたい方には、あまり向いていないでしょう。

3)オンライン動画編集ツール

現在では、サービスのクラウド化が進出おり、動画編集ツールもブラウザを使ってオンラインで完結できるサービスが出てきています。

そんな中で注目されているのが、マイクロソフトが買収した「Clipchamp(クリップチャンプ)」というサービスです。無料でほとんどの機能が使えるので、基本的な動画編集操作は対応できます。

無料版でも、カット編集やテロップ入れなどの副業案件には問題なく対応可能です。

4)その他(スマホアプリ等)

最近は、ショート動画(TikTokやInstagramのリール、YouTubeショート等)の編集の案件も増えてきています。

こういったショート動画に関しては、CapCut等のスマホアプリを用いた動画編集のお仕事もあります。
ただ、スマホアプリだけで完結できる仕事は数が限られており、案件単価も低い傾向にあります。

ステップ2、動画編集のスキルを習得する

動画編集の仕事を獲得するために絶対必要となってくるのが「動画編集スキル」です。
では、その動画編集スキルは、どうやって習得できるのでしょうか?

スキルを習得する方法は、大まかに

  1. 独学で身につける
  2. スクールで勉強する

の2通りです。

では、それぞれの方法について見ていきましょう。

1)独学で身につける

インターネットで情報が得られる今の時代、YouTube等で動画編集の勉強をすることも可能です。さらにYouTubeで学習するなら、無料で動画編集の勉強ができてしまいます。

ただ、良いことだけではありません。カリキュラムが存在するわけではないので、自分で動画編集の副業に必要な技術を割り出し、学習プランを立てる必要があります。

未経験者のうちに必要なスキルを絞り込むのは難しく、学習に偏りが出てしまう場合もあります。
結果的には、副業を始めるレベルの網羅的なスキルを習得できず、副業が成立する前に挫折してしまう人もいます。

2)スクールで勉強する

スクールで勉強する場合は、事前に専門家によるカリキュラムがあるので、動画編集に必要なスキルを満遍なく学ぶことが出来ます。

独学だと、自分で学習素材を探す手間が発生しますが、スクールであれば既に学習素材が用意されているため、独学より時間短縮になります。
費用はかかりますが、すぐにスキルを習得して副業を始めたい方にはスクールの方が向いているでしょう。

ステップ3、ポートフォリオを作成する

1)ポートフォリオが必要な理由

動画編集の仕事の実績がない中で、案件を受注するために必要になってくるのがポートフォリオです。

発注者からすると、未経験でどんな編集ができるかも分からない人に仕事を依頼するのは不安でしかありません。ポートフォリオがあると、どういった編集ができるのか実際に見て確認できるので、発注者も安心して仕事を任せられるでしょう。

2)動画編集のポートフォリオの作り方

「ポートフォリオって?どうすれば良いの?難しそう。。。」
と身構える必要はありません。

発注者は動画のカットやテロップ入れ、効果音挿入等の基本的な編集ができることを確認したいので、それが分かればどんな動画でも構いません。
身の回りのことを撮影して編集したものでも良いですし、余力があればご自身でYouTubeチャンネルを開設してみるのも良いでしょう。

ステップ4、動画編集の仕事の取り方

ポートフォリオが作成できたら、ついにお仕事探しです。未経験からでも見つけられる、お仕事探しの方法を見ていきましょう。

1)知人・友人からの紹介

未経験でも比較的簡単に案件を取りやすいのが、知人・友人からの紹介です。

身の回りで会社の紹介動画やSNS、ウェディングムービー等の制作を予定している方はいませんか?
動画編集の勉強を始めたら、周りの人々に勉強をしていることをアピールしておくと良いでしょう。動画編集が必要になった時に、あなたに声をかけてくれるかもしれません。

2)SNS経由での受注

「自分の周りで動画編集をしてほしい人がいない。」と言う時に使えるのがSNSです。
Twitter等で『#動画編集者募集』『#動画編集案件』等のキーワードで検索してみましょう。

また、自分のSNSで、動画編集を始めたことを載せておくと依頼がくるかもしれません。
ただし、SNS経由の案件の場合、代金が振り込まれない等のトラブルを避けるためにも、ちゃんと信用できる依頼者であるかを見極めましょう。

3)クラウドソーシングサイトを利用する

知人・友人やSNSでもお仕事が見つからなければ、クラウドソーシングサイトを利用してみましょう。
クラウドソーシングサイトなら『動画のカットだけ』、『テロップ入れだけ』等、難易度の高くない案件も転がっています。
自分のスキルに合った案件を見つけたら、どんどん応募してみましょう。王道のクラウドソーシングサイトとしては、下記のサイトがあります。

  • ランサーズ
  • クラウドワークス
  • ココナラ

まとめ

未経験から動画編集の副業の始め方のイメージはつきましたか?

TikTokにYouTubeのショート動画、 Instagramのリール等たくさんの動画が出回っていく中で、動画編集者はまだまだ必要とされています。

今のうちに動画編集スキルを身につけて、動画編集者として副業をするチャンスをつかみましょう。

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【この記事を書いた人】
CANIT 先生

あらゆるプログラミング言語をあやつるフリーの凄腕講師。温和な性格で「わかるまで教えます」がモットー。たまに時間ができると動物の仲間達に、プログラミングを教えることもある。現在の生徒は牛山くんと猫田さん。

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