動画編集の流れとは?作業効率を上げるコツとは

動画編集

こんにちは、からからです。

前回は『動画編集のコツは?意識するべきポイント』というテーマで実際に編集で行う作業1つ1つにフォーカスしてお話をしました。

今回の記事は『動画編集の流れとは?作業効率を上げる方法』で、動画編集の全体の流れや時間効率を上げる為の具体的なテクニックなどについて語っていこうと思います。

前回に引き続き、動画編集の経験者向けの内容となっていますが、この記事を読んだことで皆さんの作業時間が少しでも短くなれば幸いです。

1.動画編集の流れ

では具体的なテクニックを紹介する前に、まずはどういった作業工程を経て動画が完成するのかを見ていきましょう。

ただし、今からご紹介する動画編集の流れは世間一般で語られている内容を元にお話ししているので、皆さんが行う編集の流れとは多少違う場合もありますが、予めご了承下さい。

①素材の確認

まずは編集前の段階、まだ一切手を付けていない状態の動画を確認するところから始まります。

この段階で今回の動画がどういう内容のものなのかを把握して、具体的にどういった編集を施してどんな動画に仕上げていくのかを簡単にイメージします。

また動画全体の長さを確認する事も出来る事から最終的な動画の長さもイメージ可能で、私の体感では完成する動画は素材となる動画の半分位の長さになる事が多いですね。

②大まかなカット

先程の①は編集の準備段階とも言えるので、本格的な編集作業が始まるのはここから。

ここでは確認した動画を雑にカットしていく作業で、この段階では細かな部分までカットをするのではなく明らかに不要な部分など大きく削れるところだけをカットしていく作業です。

この段階で既に素材となった動画は大幅に短縮され、最終的に完成する動画と大体同じ位の長さになると思います。

③挿入作業+細かなカット

この段階こそ正に『THE・動画編集』とも言えるべき作業ですね。
②で大まかにカットして大幅に削った動画に

  • テロップ
  • 効果音
  • BGM

などを挿入していくのと同時に、②では削りきれなかった細かな部分までカットしていく作業となり、③を終えると動画編集作業はほとんど完結したと言っても過言ではありません。

④動画の確認

最後は完成した動画にミスが無いかを確認する為に動画を最初から最後まで再生して確かめます。

編集時は完璧に出来ていると思っていても、最後に見返してみたらテロップの文字が間違っていた事や効果音が挿入出来ていなかったなど様々なミスが見つかります。

特に長時間集中して一気に作業を進めた場合などは余計にミスが多かったりもするので要注意。

また人から動画編集を依頼された場合、細かなミスでも信頼や今後の依頼などに影響がありますし、何よりミスが見つかれば修正をしなければいけないので余計なタイムロスが発生してしまいます。

以上が動画編集の具体的な作業内容になりますが、動画編集と言えるのは②と③だけかもしれませんね(笑)
ただしどれも大切な作業であり、これらの作業を経てようやく動画が完成します。

2.時短・作業効率アップするテクニック

ではここからは実際に動画編集作業の効率を上げる為の具体的な時間短縮テクニックについてお話をしていこうと思います。

今からお話をするのは私が実際に作業をしている中で生み出した言わば自己流のものなので、皆さんが既に自己流のやり方を発見していたり、自分には合わないと感じたら無理に取り入れる必要はありません。

①カットのやり方を変える

動画編集は非常に時間がかかる作業だと言われています。

例えば編集をする前の素材となる動画が2時間あったと仮定しましょう。
先程紹介した動画編集の流れに当てはめて考えると、動画の内容を確認する時点で2時間、大まかなカットを行う為にも動画を最後まで視聴して2時間、つまりまだ本格的な編集をしていないにも関わらず既に4時間も要してしまいます。

ご覧の通り、編集作業をする中で何度も何度も動画を最初から最後まで繰り返し再生しなければいけない点こそが動画編集に時間がかかる最大の原因です。

それならば、このカットにかかる時間を短く出来れば大幅に時短出来ますよね?

そこで私は、完全初見の状態で動画を再生しながら不要な部分があればその都度巻き戻して細かくカット、更にテロップや効果音なども挿入していきます。

このやり方なら、ところどころ巻き戻しは発生するものの、全体を通しては動画を1度再生するだけで作業が完了する事になります。

②作業のテンプレ化

これは動画編集でなくても実践している人が多いと思いますが、ある程度作業に慣れてきたら作業をテンプレ化するのが一番の時短方法です。

例えば、

  • テロップの色を女性は赤色、男性は青色に固定
  • シチュエーションごとの効果音を固定
  • 動画のBGMをいくつかに絞る

どれも大幅に短くなる訳ではありませんが、『塵も積もれば山となる』の言葉通り積み重なると結構な時短になります。

③コマンドのカスタマイズ

②の作業のテンプレ化と合わせてお伝えしたいのが編集ソフトのコマンドをカスタマイズする事です。
例えば私が現在使っているコマンドの一例を紹介すると、

  • Cボタンで動画を分割
  • Xボタンで選択した部分を消去
  • Vボタンで貼り付け

などがあります。

例えば本来パソコン内で何かをコピーする場合は『コマンドボタン+Cボタン』という風に2つのボタンを押す必要がありますが、編集ソフト内ではボタン1つで完結します。

それ以外にもわざわざマウスでカーソルを移動して選択しなければいけない操作までもボタン1つで完結出来ます!

まとめ:動画編集の流れと作業効率

今回は『動画編集の流れとは?時間効率を上げる方法』というテーマでお話をしてきました。

動画編集に限らずどんな仕事でも慣れが作業速度に直結するので上記で挙げた方法に加えて操作に慣れる事も時短をする上では欠かせませんし、何度も編集をしていれば自ずとオリジナルの方法が見つかると思います。

まだ自己流のやり方が確立出来ていない人は、今回記載したテクニックを自分の作業に取り入れつつ独自の編集方法を模索していくのもオススメです!

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【この記事を書いた人】
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ウェブライター兼動画編集者としてフリーランスで活動。ライター歴は約1年程、動画編集歴は約3年程。

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