動画編集の初心者に必要なパソコンのスペック

動画編集

こんにちは、からからです。

前回は『動画編集の初心者の練習方法、上達へのステップ』というテーマで、動画編集スキルを身に着けるにあたっての具体的な練習法やスキルを更に上達させる為に、どういった事を意識するべきかをお話しました。

今回の記事は『動画編集の初心者に必要なパソコンのスペック』というテーマとなっていて、動画編集と言えばスキルやソフトの操作に重点が置かれがちですが、実は利用しているパソコンの性能も動画編集作業を行う上ではかなり大切だという事を知って頂けたら嬉しいです。

パソコンのパーツまで詳しくお話しているので、是非最後まで読んでみて下さい!

動画編集とパソコンは関係あるの?

動画編集をする上で使用しているパソコンのスペックは非常に大切です。

動画編集についての話を聞いているとパソコンについてはあまり詳しく触れられていないケースもありますが、実は動画編集とパソコンの性能は密接な関係にあります。

ではなぜ、動画編集をする上でパソコンの事まで考えなくてはいけないのでしょうか?

①動画データのサイズ

ケースバイケースですが、動画の時間は基本的に数十分や数時間といった長さの事が多く、中には24時間ずっとカメラで映像を撮影し続けるなんて人もいます。

そして当然ながら動画の時間が長くなればなる程に動画ファイルのデータ量はどんどん増えていきます。

また、最近の映像は昔と比べて非常に綺麗で4Kもかなり聞き馴染みのある言葉になってきており、もう少ししたら8Kの時代が来るのではないかとすら言われているそうです。

動画の時間が長い程にデータ容量が多くなると記載しましたが、映像に関しても画質が上がれば上がる程にどんどんデータ量が増えていき、時代と共に映像はどんどん鮮明になっている為、時代が進むにつれて動画データのサイズは増えていく傾向にあります。

そんな膨大なデータをパソコンに取り込む訳なので、大きなデータを受信出来るだけのストレージ容量が必要です。

②動画編集はパソコンに負荷がかかる

これは聞いた事がある人もいるかもしれませんが、動画編集という作業はパソコンに大きな負荷をかける作業です。

①でも記載した様に編集を施す動画データの容量が非常に大きいのもありますが、そのデータを最初から最後まで読み込んでパソコンに表示させるのですから、この時点であまり機械に詳しく無い人でもパソコンに大きな負荷がかかるのは想像出来ると思います。

動画編集ではカット作業などがあるので、最終的に完成する動画データのサイズは編集前よりも小さくなると思われがちです。

しかしながら、必ずしも動画をカットするとは限りませんし、もしも動画を一切カットせずテロップの挿入や効果音/BGMを追加したら完成する動画のデータはどうなると思いますか?

元々の動画を短くせずに更に手を加える事になるので、編集した後にも関わらず動画のデータは大きくなってしまいます。

他にもあると思いますが、主に上記の理由から動画編集はパソコンに負荷がかかる作業であり、それに伴い利用するパソコンのスペックも非常に重要になってきます。

具体的に注目するPCパーツ

では高負荷がかかる動画編集作業を行うにあたって、どんなスペックのパソコンを利用すれば良いのでしょうか?
ここからはパソコンを構成するパーツに注目して見ていきます。

①CPU

まずは『パソコンの頭脳』や『パソコンの心臓』と呼ばれ、パソコン上の処理や制御を担うCPU。
上記の様な呼ばれ方をしている事からも分かる様にパソコン選びにおいて非常に大切なパーツで、個人的に数あるパーツの中で一番重要視しているパーツです。

CPUには大きく分けるとIntelシリーズとAMDシリーズがあり、Intelシリーズなら『Core i5』、AMDシリーズなら『Ryzen5』程の性能が最低でも必要だと言われています。

ただ個人的には4Kも広く浸透していてフルHDが当然の現代においては『Core i7』や『Ryzen7』位の性能はあった方が安心だと感じます。

②メモリ

続いて紹介するのは、作業台や机に例えられる事の多いメモリです。

例えば書類を広げる時、机が広ければ作業がしやすく逆に机が狭ければ作業がし辛くなってしまいますよね。
動画編集の作業中に利用するのは意外にも編集ソフトだけではなく、インターネットで情報を検索する事や編集に利用するデータをダウンロードする事もあったりと、実は編集ソフトの他にもパソコンを使っているシーンは非常に多いです。

最低でも『8GB』は必要と言われているものの、個人的には最低ラインが『16GB』だと考えています。
作業をする机は広い事に越したことはありません。

③ストレージ

最後は記事の冒頭でもお話をしたストレージで、これはデータを保管する場所なので倉庫をイメージしてもらうのが良いと思います。

動画編集の仕事をする際には『編集前の動画データ』と『編集後の動画データ』を同時に保管しなければならない上、

  • 画像素材
  • 動画素材
  • 効果音
  • BGM

などをインターネットからダウンロードをするので余計に容量を圧迫します。

また、ストレージには一般的な記憶媒体であるHDDと書き込みや読み込み速度が非常に速いSSDがあり、HDDでも特に不便は感じませんがSSDを利用すれば編集作業が効率的に進められるのは間違いないでしょう。

最低でも『1TB』の容量が必要だと言われていますが動画編集時には多くのデータを保管する為、あっという間にいっぱいになってしまいます。

ただしパソコン本体の容量が足りなくなっても外付けのHDDやSSDを購入して対処する事が出来ます。

まとめ:動画編集のパソコンスペック

今回は『動画編集の初心者に必要なパソコンのスペック』というテーマでお話をしてきました。

パソコンの世界では新しいパーツが短いスパンで販売されており、常に最新のもので揃えようと思ったらお金がいくらあっても足りませんが、最初に高いスペックのパソコンを購入してしまえば長く利用する事が出来ます。

是非ご自身のお財布と相談しながら、パソコンの購入を検討してみて下さい。

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【この記事を書いた人】
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ウェブライター兼動画編集者としてフリーランスで活動。ライター歴は約1年程、動画編集歴は約3年程。

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