WordPressを扱う上でプログラミング言語の知識は必要なの?
WordPressに必要なプログラミング言語は何?
このような悩みをお持ちの方に向けて、本記事では「WordPressで使うプログラミング言語」を5つとそれぞれの特徴を紹介します。
これからWordPressを使い始める方や、今後WordPressを使っていきたいプログラミング初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
WordPressを使う上でプログラミング言語の知識は必要か
そもそも、WordPressでサイトを運営する上でプログラミング言語の知識は必要なのでしょうか?
答えは、YESです。WordPressを使う上で、プログラミング言語は知っておいた方が良いです
たとえプログラミング言語の知識がなくても、WordPressは操作できますし、サイトの運営は問題なく行えます。ですが、プログラミング言語の知識を持っていれば、サイトのカスタマイズやエラーへの対処など、WordPressでできることが増えます。
さらにWordPressに関する仕事を行うことも可能です。そのため、WordPressを使う上でプログラミング言語の知識は持っておいた方がいいと言えるでしょう。
WordPressで使うプログラミング言語5選
ここからは、WordPressで使うプログラミング言語を5つ紹介します
- HTML
- CSS
- JavaScript
- PHP
- SQL
ちなみに、HTMLとCSSは正確には「マークアップ言語」、SQLは「データベース言語」と呼ばれます。ですが、ここでは、「プログラミング言語」として統一して紹介します。
では、それぞれの特徴と知っておくべき理由を紹介します。
WordPressで使うプログラミング言語①:HTML
HTML(Hyper Text Markup Language)とは、文章構成をコンピューター側に伝える役割を持つマークアップ言語です。
コンテンツ内の見出しは<h1></h1>、文章は<p></p>などで囲うことで、HTMLを使って文章構成の指示を出し、ホームページに表示したい情報を形作っていきます。
HTMLを知っておくべき理由は、「文章の構造を知るため」です。
WordPressで作成したサイトやブログも、もちろんWebサイトの一種であり、HTML要素の組み合わせでできています。コンテンツがどのような構造になっているかを知っておくことで、全体像を理解することが出来ます。
プログラミング知識を学べばIT転職に役立つ
HTMLやCSSをはじめとするプログラミング知識を学べば、IT業界に転職する際に役立ちます。「未経験からのIT業界への転職は難しい」と考えている方も多いようですが、けっしてチャンスがないわけではありません。とくにプログラミングのような特定のスキルを持っている方なら、好条件でIT業界に転職できる可能性もあります。
まだITスキルがない方でもWorxのようなITスキルを学びながら転職支援してくれる新しいサービスを利用すれば、転職のチャンスは広がります。IT業界への転職を「未経験だから」の理由で諦めないでください。Worxに関して詳しく知りたい方はこちら
WordPressで使うプログラミング言語②:CSS
CSSは、Webサイトの見た目を変更するための言語です。HTMLの要素に対してCSSを記述することで、対応する要素の色や大きさを変えることができます。
WordPressを使用する場合、管理画面のテーマのカスタマイズから文字の色などを一括で変更できます。そのため、HTML同様、CSSを記述する機会はそれほど多くありません。
しかし、テーマのスタイルシートを直接編集したい場合や、記事を細かく装飾する場合にはCSSの記述が必要です。
CSSについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事へどうぞ。
WordPressで使うプログラミング言語③:JavaScript
JavaScriptは動的コンテンツを実現するためのプログラミング言語です。例えば、スライドショーやサイドバーなどはJavaScriptで実装されることがほとんどです。
JavaScriptを使うことで、CSSでできないデザインやレイアウトも、簡単に実現することができます。
WordPressを使う上でJavaScriptのコードを書く機会はほとんどありませんが、テーマ作成やテーマのカスタマイズをする方は覚えておきたいプログラミング言語です。
WordPressで使うプログラミング言語④:PHP
PHPはサーバー側で動作するプログラミング言語であり、WordPressのソフトウェアの根幹となっている言語です。
サイトが表示されなくなってしまうといったエラーが起きてしまった場合などは、PHPのファイルを修正する必要があります。
しかし、PHPの知識がない状態でファイルを操作してしまうと、さらに複雑なエラーを引き起こすこともあります。そのため、PHPを知っておく必要があると言えるでしょう。
また、PHPを習得しておくことで、WordPressのカスタマイズや開発を行うことが出来るようになるメリットもあります。
PHPはプログラミング言語の中でも、学習難易度が低いほうです。順を追って勉強すれば、習得にそこまで時間がかからないので、学習しておくとよいでしょう。
WordPressで使うプログラミング言語⑤:SQL
SQLはデータベース管理システムに問い合わせを行い、データの挿入や取得といった操作を行うための言語です。
PHPにSQL操作の関数があるため、WordPressに関してはSQLの仕組みを理解するだけで充分だといえます。余裕がある方は、簡単に仕組みを理解しておくようにしましょう。
WordPressに必要なプログラミング言語は簡単に学習できる
ここまでで紹介したプログラミング言語は、以下の学習サイトで簡単に学習することが出来ます
- プロゲート
- ドットインストール
Progate / プロゲート
プロゲートはプログラミングをゲーム感覚で楽しむことができる学習サイトです。
実際に手を動かしながら学習することで、プログラミングを体系的に楽しく学ぶことが出来ます。今回紹介した5つの言語は全て学習することが出来ます。
ドットインストール
ドットインストール は、動画形式でプログラミング学習ができる学習サイトです。
1つの動画が3分ほどと短めで、説明がわかりやすいため、初心者でも簡単に学習できます。これらを活用して、ぜひプログラミング言語の基礎を学習してみましょう。
WordPressで使うプログラミング言語:まとめ
本記事では、WordPressで使うプログラミング言語を5つ紹介しました。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- PHP
- SQL
WordPressを使う上でプログラミング言語は必ずしも必要ではありません。
しかし、プログラミング言語に関する知識を持っておくことでカスタマイズやエラーへの対処など、できることの幅が広がります。WordPressを扱うためのプログラミング言語を習得するための学習も簡単にできるため、ぜひ習得しておきましょう。
良いテーマを選べばプログラミング言語は知らなくてもOK
WordPressではデザインテーマが選べますが、よくできたテーマでは、テーマのオプション設定で色々なことができます。そのような利便性の高いテーマを購入するのも1つの方法です。