内フロントエンドエンジニアになるために必要なスキルって何?
フロントエンドエンジニアのスキルってどのくらい難しいの?
フロントエンドエンジニアに興味を持ったかたは、このような疑問を持たれるのではないでしょうか。
そこで、プログラミングスクールを2社受講してきた私が、これらのお悩みを解決します。
具体的には
- フロントエンドエンジニアとは?
- フロントエンドエンジニアに必要なスキルセットと難易度
この2つを中心に解説します。
この記事を読めば、フロントエンドエンジニアになるためのスキルセットを知れ、難易度も理解できますよ。5分程度で読めますので、ぜひご一読を!
※この記事は2020年12月時点の情報を元に執筆しています。
フロントエンドエンジニアとは?
フロントエンドエンジニアとは、ブラウザで動く部分(クライアント側)の実装をメインで担当するエンジニアを指します。
コーダーと違う点は、コーダーはHTMLを基本としたマークアップ言語を扱うのに対して、フロントエンドエンジニアは、Javascriptや時にはサーバーサイドの言語であるPHPなどを扱うことも。
フロントエンジニアに求められるものは多い
また、デザイナーと違う点は、デザイナーはWeb上で動くサイトのデザインを考えるのをメインとしています。しかし、フロントエンドエンジニアは、場合によってはデザインを担当することも。HTML/CSS、Javascript、PHPなどといった幅広い知識が求められるのです。
近年、スマホの普及により、モバイル端末からのWeb上のサイトに訪れるケースが増えています。
そのため、スマホでアクセスしてきたユーザーにとっても、扱いやすいページ設計にすることが求められています。
スマホの普及がフロントエンドエンジニアへの需要を高めていると言っても過言ではありません
フロントエンドエンジニアに必要なスキルセットと難易度
ここでは、フロントエンドエンジニアのスキルセットと難易度を紹介します。
- HTML/CSS/Javascriptの知識
- ライブラリの知識
- サーバーサイドの知識
- デザインの知識
- フロントエンドのフレームワークの知識
難易度はそれぞれ星5点満点で表しますね
HTML/CSS/Javascriptの知識 難易度★★☆☆☆
基礎として必要なのが、HTML/CSS/Javascriptの知識です。
なぜなら、フロントエンドエンジニアである限り、ブラウザ上で動く言語に精通していなければならないから。
Web業界の流行り廃りは激しいですが、HTML/CSS/Javascriptは長年に渡り利用されている言語です。
ライブラリの知識 難易度★★☆☆☆
ライブラリとは、便利なソースや関数を集めていたもので、図書館に例えられます。
ライブラリがあることで、プログラムの動作が軽くなったり開発のスピード向上に。
フロントエンドエンジニアはユーザーの目に触れる部分の設計を担当することから、柔軟な対応が求められます。ただし、ライブラリはプログラミング言語によって、適切なものとそうでないものが存在するので、見極める能力も必要です
また、ライブラリには「オープンソース」と呼ばれるものがあり、自由に中身のコードをいじってよいものが存在します。そのため、初心者でも中身のコードを見れ、良い勉強になりますよ。
サーバーサイドの知識 難易度★★★☆☆
サーバーサイドとは、見えないところで動く処理のことです。
たとえば、何かのサービスに登録する時に、「新規登録」「ログイン」などといった機能がありますよね。データベースと連携することにより、見えないところでその情報があるのかないのかで「新規登録」や「ログイン」かなどを判断しているのです。
フロントエンドエンジニアは、WordPressというブログやサイトを構築するためのシステムを扱うことも。
WordPressはPHPと呼ばれるサーバーサイド言語で構築されています。また、サーバーサイドエンジニアとのやり取りをして、設計を進めるシーンも出てきます。そのため、サーバーサイドにも詳しくないといけません。
デザインの知識 ★★★☆☆
フロントエンドエンジニアとデザイナーは、切ってもきれない関係です。
なぜなら、どちらもユーザーに見える部分を実装しているから。デザイナーとのコミュニケーションを円滑にするためにも、自身のスキルアップのためにもデザインの知識が必要になります。
逆にデザインができるフロントエンドエンジニアは少ないので、仮にフリーランスになった時の収入にも大きく関わってくるポイントです。
フロントエンドのフレームワークの知識 ★★★★☆
フレームワークとは、「枠組み」「骨組み」といった意味です。
たとえば、Javascriptのフレームワークとして、Vue.jsがあります。Vue.jsはシンプルなフレームワークで初学者にも取り組みやすいことが特徴。
また、日本語のドキュメントが充実しており、壁に当たったときも簡単に検索できるので、便利ですよ。フレームワークを使うことで、開発のスピードが速くなるだけでなく、メンテナンスがしやすくなります。
Javascriptの知識をある程度持っているなら、試しにフレームワークに触れてみるのも良いですよ
まとめ:フロントエンドエンジニアに必要なスキルセットは多い
ここまで、フロントエンドエンジニアに必要なスキルセットと、難易度を主に解説してきました。
IT業界の深刻な人手不足と、スマホなどの普及によりフロントエンドエンジニアの需要が高まっています。しかし、簡単になれるものではなく、さまざまなスキルが必要です。
ただ会社員として数年実務経験をし、独立した場合、月収は100万円を超えることも珍しくありません。また、フロントエンドエンジニアのフリーランスは、場所や時間にとらわれることがありません。
あなたもフロントエンドエンジニアになって、自由な働き方を手に入れてみてはいかがでしょうか。