猫田さんと牛山くんが、なにやらコソコソお話しをしています。
牛山くん、元気ないね。 悩みごとなら聞くよー
実は、自分がプログラミングに向いているのか不安になってきたんですよね。 ほら、適職ってあるじゃないですか……
わかるー 向いていない職業に就いたら悲惨だもんね。 だから、わたしは今まで働かなかったんだ
そこに偶然、キャニット先生が通りかかりました。
話が聞こえてきましたよ。プログラマーへの適性ですか……。 たしかに、大事な部分ですね
そうでしょー わたし達にプログラマーの適性があるか、教えてくださいな
他の職業以上に、プログラマーには向き不向きがあります。もしも向いていないのにプログラマーになってしまったら後悔するかもしれません。ということで、この記事では、プログラマーに向いている人の特徴を6つ紹介しましょう。あなたがプログラマーに向いているのか……その適性をチェックしてみてください。
プログラマーに向いている人:6つの特徴
プログラマーに向いている人には、以下の6つの特徴があります。1つずつ見ていきましょう
- パソコンが好き
- 論理的思考力がある
- 好奇心旺盛
- 学習意欲がある
- 作業の効率化を考えることができる
- 質問したり調べたりすることができる
プログラマーに向いている人の特徴①:パソコンが好き
プログラマーは基本的にずっとパソコンに向かって作業しますからね。パソコンが好きじゃないとつとまりません
たとえ未経験からの採用でも、プログラマーには基本的なパソコンスキルが求められます。パソコンの操作方法やショートカットキーなど、パソコンに対する興味・関心がなければ、プログラマーとして活躍するのは難しいです。
逆に、暇さえあればパソコンをいじっているような人は、プログラマーへの素質があります。
パソコンいじりは好きなので、これは大丈夫そうです
わたしも大丈夫! 暇さえあれば、ヤフー知恵袋を見てますからね
プログラマーに向いている人の特徴②:論理的思考(ロジカルシンキング)ができる
次は、ロジカルシンキングができるかどうかですね
ロジカルシンキングってなに?
物事を論理的に考えることです。プログラミングにはどうしてもエラーがつきものですから、エラーの解決にはどうしても論理的思考が必要なんですよ
論理的思考を持っていると、問題の発見も早くなり、作業を効率よく行えます。ただ、論理的思考は仕事をしていくうちに身につくものなので、未経験の段階ではあまり重要視する必要はありません。
プログラマーに向いている人の特徴③:好奇心旺盛
3つめは好奇心ですね。 好奇心旺盛な人は、プログラマーへの適性がありますよ
IT業界は技術や情報の変化が激しく、常にアップデートしなければ生き残ることはできません。
プログラマーに向いている人の特徴④:学習意欲がある
あとはやっぱり学習意欲がある人ですね。プログラミングは勉強なので、勉強自体を楽しめる人はプログラマーに向いていますよ
勉強ねぇ……あんまししたくないなぁ
僕は大丈夫ですね。けっこう勉強自体が好きなんですよ
プログラマーとして活躍するためには、常に学び続ける必要があります。現状に満足せず、新しい知識やスキルを身につける意欲があり、楽しめる人がプログラマーに向いていますよ。学習意欲を高く持っているプログラマーは、複数の言語やフレームワークを扱えるようになるでしょう。当然、仕事の幅が大きく広がります。
プログラマーに向いている人の特徴⑤:作業の効率化を考えることができる
作業の効率化を考えられる人もプログラマーに向いていますよ
現状のやり方に満足せずにもっといいやり方はないか、ツールは導入できないか、と考えるのもプログラマーの仕事の1つです。作業の効率化を考えられる人は、向上心が高い人、もしくはめんどくさいことが嫌いな人ですね。
はいはいはい! めんどくさいのは嫌いなので、わたしはプログラマーに向いていそうです
プログラマーに向いている人の特徴⑥:質問したり調べたりすることができる
プログラミングの途中に予期せぬエラーが発生することはよくあります。
まだ慣れていないせいか、エラーはよく出ますね
その時に、周りの人に質問したり、自分で調べたりすることができるかどうかはかなり重要です。
質問や検索をするときは、以下の要点を自分で理解していなければなりません。
- どこでエラーが発生したのか
- 原因についてどのような仮説を立てたのか
- 仮説をもとに自分で何を試してみたか
これらを理解していないと、質問がしづらいです。また、検索するときも何をどう検索すれば良いのかがわからないでしょう。
プログラマーとしてキャリアアップするために必要な3つのスキル
では、ここからはプログラマーとしてスキルアップしていくために必ず必要になるスキルを3つ紹介します。以下のスキルを身につけておくと、プログラマーとして成功しやすいですよ
- 高いプログラミングスキル
- マネジメントスキル
- コミュニケーションスキル
キャリアアップに必要なもの①:高いプログラミングスキル
まずは、プログラミングスキルが高いことです。 これは言うまでもありませんね
プログラマーとしてキャリアアップするためには、やはり高いプログラミングスキルが欠かせません。多言語を扱うことができ、特定の言語に関する圧倒的な技術や知識を持っていることは大きなアドバンテージです。
キャリアアップに向けた最初にステップとしてプログラミングスキルを徹底的に磨いていく必要があります。
キャリアアップに必要なもの②:2.マネジメントスキル
続いて、マネジメントスキルです
そんなものまで求められるのか
プログラマーからキャリアアップすると、チームをマネジメントする能力も求められるようになります。とくにPM(プロジェクトマネージャー)になった場合は、高いマネジメントスキルが必要です。
具体的には、プロジェクトに関わる全ての人の動きを把握し、正確に指示を出すことが求められます。
キャリアアップに必要なもの③:コミュニケーションスキル
最後にコミュニケーションスキルです。これが意外と大事なんですよ
プログラマーの仕事はコードを書くことがメインのため、コミュニケーション能力は必要ないと考えられがちです。しかし、キャリアアップしていく上では、コミュニケーション能力がかなり重要です。
コミュニケーションが不足していると伝達ミスが起こりやすく、大きな問題へと発展してしまうこともあります。普段からコミュニケーションを密にとっておくことが大切です。
プログラマーには向き不向きはあるが、学んでみなければわからないこともある
というわけで、今回はプログラマーに向いている人の6つの特徴と、プログラマーに求められる3つのスキルを紹介しました
思っていたより当てはまっていたので、ちょっと自信がつきましたよ
わたしもー
今回紹介した特徴はあくまで「傾向」であって、絶対的なものではありません。もちろん、これから実際プログラミングを学んでいきながら身につくものもあります。
だから、いちばん大切なのはまず学んでみることです。向き・不向きはたしかにありますが、きちんと目標を持って学習すれば、ほとんどの人がプログラミングスキルを身につけられますよ。